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マンション管理組合向け指南書シリーズ書籍プレゼント
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2026年6月12日
各社報道 分譲マンション大規模修繕工事の入札談合問題について
2026年6月9日
【お知らせ】「第14回マンション管理フェア」出展および「マンション管理学校」弊社代表登壇のお知らせ
2026年4月2日
2026年4月2日付 読売新聞(くらし面)の「高騰するマンション」に、当センター代表理事・馬渕裕嘉志が取材を受け、掲載されました。
2026年4月1日
5/9【参加無料・完全予約制】大規模修繕と管理改善 成功セミナー+個別相談会|沖縄開催
2026年3月16日
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2025年10月22日
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2025年9月22日
【10月25日(土)岐阜市】管理組合向けマンション大規模修繕工事と管理改善成功セミナー
2025年6月10日
【7月21日(月・祝)名古屋市会場で開催】管理組合向けマンション大規模修繕工事と管理改善成功セミナー
2025年5月28日
【7月19日(土)長野市・松本市の2会場で開催】管理組合向けマンション大規模修繕工事と管理改善成功セミナー
2025年5月23日
第13回 マンション管理フェアinあいち 2025 開催!!決定 ブース出展します。
2025年4月9日
5月10日(土) 那覇市牧志 25戸 マンション大規模修繕見学会&勉強会 開催!!
2025年4月3日
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2025年2月26日
3月30日(日) 名古屋市西区232戸 マンション大規模修繕見学会&勉強会 開催!!
2025年1月25日
2/23(日)活躍できるマンション管理コンサルタントになるための基礎講座 開催決定
2024年10月23日
【11月23日(土)金山】管理組合向けマンション大規模修繕工事と管理改善成功セミナー
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各社報道 分譲マンション大規模修繕工事の入札談合問題について

2026年06月12日(金)

分譲マンション大規模修繕工事の入札談合問題について

 
当センターでは、分譲マンション大規模修繕工事において、組合の利益を損ねる忖度(そんたく)、不正契約、談合等の実態があると、18年に渡り継続的に注意喚起を行ってまいりました。本日、当センターが長年注意喚起してきた問題構造の一端を示す重大なニュースが各社一斉に報じられましたので、管理組合の皆様に正確な情報をお届けいたします。
 
今回明らかになった事案は関東地方を中心とするものですが、処分対象とされる企業の中には、中部地区に本社を置く工事会社や、中部地区で広く活動している設計事務所、工事会社、管理会社も15社(当社調べ)含まれていることが確認されており、中部地区の管理組合の皆様にとっても決して他人事ではない問題です。
 
なお、7月2,3日に開催される、マンション管理フェア内”マンション管理学校の5限目
「知らないと危ない」公取委立入で見えてきた 大規模修繕”談合”の実態と管理組合の自衛策
7月3日(金)5限目 テーマ:16:00~
についてお話します。
無料でどなたでも参加いただけるので是非、ご参加ください。
 
1. 報道の詳細と事件の構図
 
2026年6月12日、関東地方におけるマンション大規模修繕工事を巡る入札談合に関し、公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)を認定し、関係事業者への行政処分に向けた事前通知を行ったことが、報道各社より、一斉に報じられました。
 
本件は、2025年3月に公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで工事施工会社など約20社への立入検査に踏み切ったことに端を発しています。その後、同年4月の追加調査等を経て対象は約30社から約40社へと拡大し、工事会社だけではなく設計事務所も含まれ、1年以上の詳細な調査を経て、最終的に組織的かつ長期的な談合構造が認定されました。
 
認定された違反行為の対象期間は、遅くとも2021年秋ごろ以降とされています。関東圏に所在するマンションの管理組合が発注した外壁、内装、防水などの大規模修繕工事において、事前に受注予定者(本命)を決め、競争を実質的に制限する「見積も額の調整」(本命の会社が受注できるように他社がその会社より高い見積もりを出すこと)が繰り返されていました。談合の対象となった工事は100件以上にのぼるとみられています。
 
公取委が立ち入り調査に入った際には、「談合は、20数年前から繰り返し行われていた可能性」と報じられており、実際には、2021年以前のかなり前から、常態化していたことが伺えます。
 
2. 骨抜きにされた「設計監理方式」とバックマージン構造
 
本事件がマンション業界や管理組合、ひいては一般社会に大きな衝撃を与えた要因は、本来であれば工事費用の膨張を防ぎ、技術的・客観的な「チェック役」を果たすべき設計コンサルタントが、談合スキームの主導的な調整役を務めていた点にあります。
日本の大規模修繕工事市場では、透明性の確保や適正価格での発注を目的に、施工と設計を分離する「設計監理方式」が広く採用されてきました。(令和3年度の国交省調査では、全体の約80%) しかし、報道によれば、今回処分対象となった設計コンサルタントは、特定の施工会社を受注予定者として事前に定め、他の施工会社には形式上の高額な見積もり(当て馬)を提出するよう指示・手配し、「見せかけの競争入札」を取り仕切っていたとのこと。
 
そして、この競争排除の見返りとして、設計コンサルタントは受注施工会社から、工事代金の数パーセント程度に相当する「バックマージン(リベート)」を受け取る覚書を交わしていました。このバックマージン分は最終的に施工会社の提示する見積額へと上乗せされ、結果としてマンション管理組合(区分所有者)は相場より高い工事費用を支払わされていた可能性が高いという実態が浮かび上がっています。
 
設計コンサルタントが受け取るバックマージンは、管理組合から受け取るコンサルティング報酬よりも高額だったという関係者の声も報じられていますので、「とにかくコンサルティング報酬を安くして契約すれば、あとは、工事会社からの高額なバックマージンで儲ける」という構図が見えてきます。
 
当社は、15年以上前から、この談合の構図を指摘し、管理組合が適切な判断を行うための啓発活動を行ってきましたが、公取委のメスが入ったことで、当センターが長年指摘してきた問題構造の一端が、公正取引委員会の調査によって明らかになったものと受け止めています。
 
3. メディア報道の拡散状況
 

本事件は、多数の分譲マンション所有者の資産に直結する極めて重大なコンプライアンス違反事例であることから、日本国内の主要言論・情報機関が一斉に、独自取材や配信を用いて報じています。確認できるだけでも、四大全国紙および配信元の通信社、さらに地域ローカルTV・新聞やウェブポータル等、少なくとも9社・系列が本事件を同時に、かつ大々的に報じており、社会的関心の高さを物語っています。

掲載メディア(一部)

 

毎日新聞 

社名掲載記事(一部))

読売新聞

朝日新聞(有料記事)

日本経済新聞(有料記事)

共同通信

TBSテレビ

 

4. 業界に与える二次的・三次的影響と今後の展望

 

今回の大規模な摘発は、一部の事業者への処分にとどまらず、日本の分譲マンション管理・修繕市場の闇の根深さを表すものと考えますが、本件に関与した事業者は、誰が主導し、いくらの損害を組合に与えたのかを自ら公取委に申告して、業界の膿を全部摘出し、悪質な会社は、市場から厳しい評価を受けるべきと考えます。

 

今回の事案を契機として、管理組合・施工会社・設計コンサルタント・管理会社のすべてが、透明性の高い発注のあり方を改めて見直すことを期待しますが、歴史を見ると、談合は、こうした摘発で一度は、なくなったように見えても、再び、違うカタチで現れることも繰り返されています。

 

大規模修繕工事を巡っては、実は、2017年に国交省が「談合を主導する不適切なコンサルタントの存在があるので注意するように!」という趣旨の通知文を出しており、一旦は、「クリーンな市場」への転換が期待されましたが、それから10年。結局、問題の所在が見えにくくなっただけで、本質的な課題は解決されていなかった可能性があります。

 

従って、今回の摘発があったからと言って、二度と談合が起きないとは言えません。当センターは今後も、談合防止と健全な競争の促進を重視した「MACM方式 大規模修繕工事コンサルティング」により、管理組合の立場に立って、「より良い工事をより適正な価格で」実現する活動を進めてまいります。

 
修繕積立金不足問題と「管理不全」の危機
 

昨今、資材価格の上昇、中東情勢緊迫化に伴うナフサ等の化学製品不足や塗料の納期遅延、流通のボトルネック、人手不足により、大規模修繕工事に必要な基礎原価そのものが急増しています。積立金不足に悩む分譲マンションで、この談合による工事価格のつり上げが行われたとしたら、資金不足は更に深刻になり、修繕計画を先延ばしにするか、あるいは工事の質を落としたり、範囲を縮小せざるを得なくなります。これは長期的には「管理不全マンション」を生み出す要因にもなります。

 
5. 東海地区における留意点
 

本件の対象工事は関東地方の管理組合発注のものですが、談合に関与したとされる企業の中には、中部地区に本社を置く工事会社や、中部地区で広く活動している設計事務所、工事会社、管理会社も15社(当社調べ)含まれていることが確認されており、これらの企業が中部地区においても同様の見積もり調整を行っていないとは限らず、また、今回の対象リストには含まれていないけれど、中部エリアでも、以前から、同様の問題が指摘される事例もありました。

当センターとしては、これまで、工事価格の不当なつり上げの被害を受けそうになった管理組合からの相談・解決事例を元に、中部地区の管理組合の皆様に、注意喚起を行う講演会や勉強会を数百回行ってきましたが、本件を機に、改めて、以下の点をご確認いただくことを推奨いたします。

 

・今回の処分対象リストの会社と契約しているとしたら、疑念が生じるような動きはないか?

・今回の処分対象リストの会社とは契約先は異なるが、本件の談合の構図と同じではないかと疑われるような動きはなかったか?

 
6. 詳しい話はこちらから
 
7月2日、3日に開催されるマンション管理フェア マンション管理学校内にて
5限目で当社代表馬渕が下記テーマでお話します。
談合問題のテーマが3日にお話しします。
 
■ 7月2日(木)5限目 テーマ:16:00~
「その値上げ、本当に必要ですか?」修繕積立金不足・管理費値上げ時代のマンション防衛術
 
■ 7月3日(金)5限目 テーマ:16:00~
「知らないと危ない」公取委立入で見えてきた 大規模修繕”談合”の実態と管理組合の自衛策
 
無料で参加できますので、是非ご参加ください。
 
② 知らないと損をする
大規模修繕と管理改善 成功セミナー+個別相談会
上記テーマについてこちらでもお話します
7月25日(土)9:30~ 
会場 ウインクあいち 
※ 開催告知は近日中に公開予定です
 

最後に
本件で最も大きな被害を受けたのは、修繕積立金を長年積み立ててきた区分所有者の皆様です。私たちは、今回の問題を単なる業界ニュースとして消費するのではなく、「自分たちのマンションではどうか」という視点で受け止めることが重要だと考えています。

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